金買取について注意することは?業者選びのポイントも紹介

世界情勢などが影響して金の買取価格が最高水準まで上がっている今、すぐにお手持ちの金を買い取ってもらいたいと考えている方もいるのではないでしょうか。金の買取には、買取に適したタイミングや税金がかかるなど注意点がいくつかあります。今回は、金の買取をする際の注意点や、買い取り業者選びのポイントについて紹介します。

金の買取をする際の注意点

金買取

ここでは、金の買取をする際の注意点を紹介します。まず金の相場を知りましょう。金の相場とは、過去から現在までの金の価格の推移を指すものです。金の価格は、市場の需給バランスによって日々推移しており、世界情勢や経済不安が大きいときに金の相場が上がる傾向にあります。金の相場がどんな動きをしているのかを理解し、最適なタイミングで金を売却することで、高く金を売ることができます。金相場の情報は、貴金属を取り扱う業者の公式HPにて過去の相場の推移や金1gあたりの価格を調べられます。また、金の相場=買取価格ではないと知ることも大切です。買取業者は買い取った金製品をまた売りに出して利益を得なければなりません。金の相場をそのまま買取価格にしてしまっては、買取業者側に利益が出せないため、相場より多少価格が低くなることを覚えておきましょう。

金の純度を知る

金の純度とは、金製品に含まれる金の含有率のことをいいます。金製品には、金だけではなく銀や銅など、さまざまな金属を混ぜる場合があります。金の純度が高くなるほど金が含まれている割合が大きいのです。金の純度は、K24からK9の範囲で区分され、K24、K22、K18、K14、K10と純度が下がり、最も金純度が低いのがK9となります。K24は純度99.99%~100%の純金と呼ばれるものです。悪徳買取業者に騙されて、低い価格で買取されてしまうケースもあるため、金の純度を知ることは非常に重要です。金の純度は、金製品に刻印されている文字やパッケージなどから調べられます。

金の重量

金は1g単位で価格が大きく変動するため、重量を知っておくとだいたいの価格が把握できます。買取業者では非常に精密な計量機器を使っているため、多少の重量の違いは出ると思いますが、買取業者に持ち込む前にご自宅でおおよその重量を知っておくと良いでしょう。デジタルスケールであれば、0.1g単位で計量できます。

金を売る時にかかる手数料

金買取

買取業者に金を売るときには、買取手数料がかかります。手数料がかかる理由としては、他の買取業者に売る際に利益を得るためや、新たに金を加工したときに総重量が減ってしまうためなどです。手数料は買取業者が自由に設定できるものなのですが、一般的な手数料は10~30%程度となっています。金を売るときには、事前に買取業者を複数見比べて、手数料が安い業者を選びましょう。さらに大切なのが税金です。金を買取する際には、譲渡所得税という税金が課税されます。この譲渡所得税は、年間で50万円を超える利益が出た場合に課税されます。金の買取金額の利益が50万円以下であれば、特別控除が働いて非課税となります。また、譲渡所得税は金を5年以上所有することで売却時の課税額が半額まで減税されます。

50万円以上の利益が出そうな金製品を所有している場合には売却時には税金がかかってしまうため、どうせなら少しでも税金が安くなるよう最低でも5年間は金製品を所有していたほうが良いですね。また、金を売るタイミングを見極めることです。先にも述べましたが、金の買取相場は日々変動します。できるだけ高値で金の売却ができるように、相場が高い時期を狙いましょう。最後の注意点が本人確認書類の用意です。金の買取には本人確認書類が必要になります。古物商とみなされる商品の買取や取引をする際は、相手の身分証明を確認する義務が法律で定められているからです。保険証やマイナンバーカード、運転免許証などを必ず持参しましょう。本人確認書類の手続きがない業者は悪徳買取業者の可能性があるため、注意が必要です。

金を売る際の買取業者の選び方

いざ金を売りたいとなったときに、どこの業者にお願いしたらいいか悩みますよね。ここでは、金を売る際の買取業者の選び方のポイントを紹介します。ポイント1つ目は、買取実績の確認です。これは公式HPを見れば記載があるかと思いますが、金の買取実績が豊富な業者は、それだけ多くのお客様に信頼されているという証になります。また、正確に金の価値を見分けて適切な価格を出すには豊富な経験が必要です。そのため、買取実績が豊富=経験も豊富ということになり、買取業者選びの判断材料のひとつとなります。ポイント2つ目は、手数料が安い業者です。先にも述べましたが、買取手数料は業者によって違います。一般的な手数料よりもさらに高い手数料を設けている業者も実際にあるため、査定時に手数料の確認をしてできるだけ買取手数料が安い業者を選びましょう。手数料が安いとそれだけ手元に入るお金も多くなります。ポイント3つ目は、しっかり説明してくれる業者です。

見積書などをひとつひとつ丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。それに対して、こちらが何を聞いてもあいまいな説明しかできないような業者は、知識不足なども考えられるため、避けたほうが良いでしょう。また、1gあたりの買取価格や金の重さをだいたいの数字でしか提示しない業者には不安があります。ごまかさずに明確な数字を提示してくれる業者の方が安心できます。数字をごまかして不正をする買取業者は少ないとは思いますが、残念ながらゼロではないためしっかり確認しましょう。金をより高く買い取ってくれる買取業者を探すなら、複数の買取業者に査定を出し比較したうえで金を売ることが重要です。

金の買取の流れ

金の買取には、大きく3つの買取方法があります。1つ目は査定してほしいものを直接店舗に持ち込む店舗買取、2つ目は査定してほしいものを郵送して買取してもらう宅配買取、3つ目は自宅に査定士を呼び、自宅で買取してもらう出張買取です。今回は、いちばん一般的な店舗買取での金の買取の流れを紹介します。買取店舗へ行く際には、基本的に予約は不要です。事前にHPで営業時間や場所の確認をしましょう。来店後、鑑定士が金製品を鑑定しおおまかな買取金額を提示します。その金額に納得し買取希望の場合には、本人確認書類の提出と必要書類の記入をします。その後、金製品の正確な重量を計測し、改めて明確な金額が提示されるので、金額に納得がいけば買取金額を受け取りましょう。買取金額の受け取りは、即金か振り込みで口座に入ります。買取業者によって多少違いはあるものの、金の買取の大きな流れとしては上記になります。鑑定にかかる時間は金製品の点数にもよりますが、15分~1時間くらいを見込んでいると良いでしょう。

まとめ

金買取

今回は、金の買取の注意点と、買取業者の選び方のポイントについて紹介しました。金を売るときにはタイミングが非常に重要となります。タイミングを間違えると、買取価格に大きな差が出てしまう可能性もあるため、こまめに相場を確認し最適なタイミングで金を売却してください。また悪徳業者などは、しっかりと鑑定せず安く買取る場合もあるため、優良な買取業者を見極めて、安心できる取引をしましょう。